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女性ホルモンを育てる睡眠時間「美は夜作られる」の法則

女性ホルモンの分泌量と睡眠には深い関係あるってご存知ですか?「初めて聞いた!」という方が多いと思いますが、女性ホルモンの分泌量と睡眠時間にはとても深い関係があるんです。今回は、女性ホルモンと睡眠の関係についてご紹介します。

睡眠が女性ホルモンに与える影響

日本人の5人に1人は睡眠障害を抱えているという厚生労働省のデータもあります。仕事や家事で忙しい毎日を過ごしていると、ついつい睡眠が不足しがち…という方も多いのではないでしょうか?

 

睡眠不足による健康への影響は、頭痛などの軽い症状や日中のだるさ、お肌の調子がちょっと良くないだけ…などと軽く考えがちの方が多いと思います。ですが、睡眠時間が不足することによって高血圧や動脈硬化・糖尿病などの生活習慣病をはじめ、がんのリスクが高くなるという研究結果もあります。

睡眠は、疲れを回復させるためだけでなく、美しく健康に過ごすためにとても大切なものなんです。十分な時間、もしくは質のいい睡眠をとりたいものですが、女性は生活習慣を見直すだけでは改善することができず、ホルモンの影響で睡眠にトラブルを生じることも多くあります。女性ホルモンと睡眠とは、どのような関係があるのかご紹介します。

女性にとっての睡眠

生理の時期になると肌荒れのトラブルを感じる方や、生理前に強い眠気を感じて起きられないという方、強い眠気を感じるけれどなかなか眠れない方、生理が終わるとよく眠れる方など、生理前後には睡眠にさまざまな影響を感じやすくなります。

その理由は女性ホルモンの1つであり、生理前の黄体期に分泌量の増えるプロゲステロン。プロゲステロンは、その作用の1つに睡眠作用があるとされています。そのため、眠気を強く感じる時期なのですが、プロゲステロンが分泌される黄体期は基礎体温が高くなるため、深部体温が下がらず眠りにつきにくいと感じる方や、眠ったはずなのに疲れが取れていないと感じる方も多い時期でもあります。

 

黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が増える時期は、ストレスを感じやすくなるという方も多く、ストレスが溜まることによって、「イライラして眠れない」「眠ったはずなのに疲れが取れない」というトラブルも起こりやすくなります。

睡眠不足になると、脳の視床下部や下垂体に影響が現れると言われます。脳の視床下部や下垂体は女性ホルモンの分泌を促す部位にあたるため、脳の視床下部や下垂体に影響が現れると女性ホルモンの分泌量が乱れ、その結果として肌荒れのトラブルを生じやすくなります。

睡眠不足になることで女性ホルモンの分泌に影響が生じ、女性ホルモンによって睡眠に影響が生じるなど、睡眠と女性ホルモンには深い関係があるといえます。

女性ホルモンを増やすためにおすすめの睡眠時間とは?

睡眠と女性ホルモンには深い関係がありますが、ただ長い睡眠時間をとれば女性ホルモンの分泌を促すことができるというわけではなく、短くても質のいい睡眠がとれるかどうかが重要とされています。

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があるという事を耳にしたことがある方は多いと思いますが、ホルモンの分泌を促すのは「ノンレム睡眠」といわれる深い睡眠です。そして、このノンレム睡眠は、「メラトニン」というホルモンの働きによって促されるという事が分っています。

メラトニンホルモンは暗くなると分泌量が増えるホルモンと言われ、22時から2時の間が最も分泌量が多くなるとされています。

美しく健康に過ごすために、22時から2時の時間帯に睡眠をとるようにするといいですよ。

睡眠不足は様々なトラブルの要因になる

睡眠不足になると肌荒れや頭重感・倦怠感などを感じるという方は多いと思いますが、睡眠不足によって健康にさまざまなトラブルを生じることが分っています。

睡眠不足になる事で健康や美容にさまざまな影響が現れますが、その中でも5つ、ご紹介します。

肥満

睡眠不足になると、肥満になる事が分っています。その理由は「睡眠不足によって食欲増進ホルモンが増加するため」。

睡眠が不足すると、満腹感を感じるはずの量の食事をとってもまだまだ食べるようにホルモンが働くため、肥満につながっていくとされます。

肥満になると動脈硬化や糖尿病などの病気のリスクも高くなるので、睡眠時間は十分にとることをおすすめします。

がん発症のリスク

睡眠不足になると、基礎体温が低下することがわかっています。基礎体温の低下は、免疫力の低下につながります。

また、睡眠不足によって体内時計が狂うと、抗酸化作用のあるホルモンであるメラトニンの分泌量が低下することも分かっています。免疫力や抗酸化作用が低下することによって、がん発症のリスクが高くなってしまうと言われています。

日本人女性の2人に1人はがんを発症するといわれる現代ですが、なるべくリスクを減らした生活をしたいですね。

骨密度の低下

睡眠不足が続くと、ストレスを抱えやすくなることが分っています。ストレスが溜まると、体内のカルシウム量を減らす作用のあるグルココルチコイドというホルモンの分泌が促されることが分っています。

体内のカルシウム量が減り、食事からのカルシウム摂取量が追い付かない状態が続くと、骨からカルシウムが溶けだしてしまうため、骨密度の低下につながってしまいます。

肌トラブル

睡眠不足による影響として肌トラブルを感じる方は多いと思いますが、肌は睡眠中にターンオーバーが活発に行われています。また、睡眠中には成長ホルモンの分泌量も多くなることが分っています。成長ホルモンは肌のターンオーバーに大きな影響を及ぼすので、睡眠不足になる事によって肌トラブルを生じやすくなります。

記憶力低下

日中に目や耳から入った情報は、夜寝ている間に記憶されています。また、記憶も「短期記憶」と「長期記憶」に分けられ、長期記憶として分類されるほど忘れにくい情報として残ります。睡眠時間が短いと、短期記憶としてしか残らないか、もしくは記憶としても残らなくなってしまうので、「大切なことを覚えられない…」ということになるんです。

睡眠によって情報を整理したり、その情報を記憶として分類するので、睡眠はしっかりとることがおすすめです。

質のいい睡眠で女性ホルモンを増やす

睡眠の不足によってさまざまな健康・美容への影響があることが分っていますが、睡眠不足は脳の下垂体や視床下部から分泌される女性ホルモンの分泌にも大きな影響を及ぼすと言われています。

女性ホルモンはストレスや睡眠不足、栄養バランスの乱れや運動不足などによっても分泌量が変化するホルモンですが、仕事や家事に忙しい日常を送っているため、十分な睡眠時間を確保することは難しいという方も多いのではないでしょうか?

そういう方におすすめなのが良質な睡眠をとること。良質な睡眠をとるためにおすすめの方法をご紹介します。

寝る前にはリラックスする

緊張した状態で寝ようとすると、どうしても眠りが浅くなってしまいがちになります。眠りが浅いと、成長ホルモンが十分に分泌されないため、寝る前にリラックスすることが大切なんです。

リラックスする方法としては、

  • ハーブティを飲むこと

  • アロマを焚くこと

  • 入浴をして温まる事

  • 寝る前にパソコンや携帯を使わない事

などがあります。

ローズやセージ、カモミールなどのハーブはリラックス効果やホルモンバランスを整える効果が期待できるので、寝る前に温かいハーブティを飲むといいですよ。また、お気に入りの香りを焚くと、リラックスすることができるので、たくさんの種類があるアロマオイルの中で好きな香りがある方は、アロマを焚いてみるのもおすすめです。

適度な運動をする

毎日忙しくしていてついつい運動不足…という方も多いと思いますが、日中の運動量が足りていないと夜なかなか眠くならない…という事も多くなります。

運動といってもランニングやジムなどの本格的な運動ではなく、ウォーキングやストレッチ等の軽い運動で十分なので、寝る前のちょっとした時間やお昼の休憩時間などに、適度な運動をするようにしてみてくださいね。

最後に

毎日忙しくてついつい夜更かししてしまったり、なかなか眠れなくて睡眠時間が十分にとれていないという方が多いと思います。睡眠時間と美容や健康には深い関係があるので、美しく過ごしたいという方は短くても良質な睡眠をとることができるように寝る前にリラックスできる生活を送るように心がけるといいですよ。

 

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